RX-8 タイプRSが最高な理由

2017/03/05


マツダRX-8 タイプRSは生産終了となった2012年から約5年がたった今でも300万前後で取引されているプレミアムカーである。それもそのはずで純正の状態でここまで文句がつけられない国産スポーツカー(300万クラス)があっただろうか。RX-8自体のスゴイところはこちらのページで解説するとして、今回はRX-8の中でタイプRSが最高な理由をレビューしたい。(限定グレードを除く)
●RX-8 エンジン音 9000回転のロータリーサウンド

★完成されたエクステリア




これは国産のしかも純正のクルマ。筆者もそうであったがRX-8のイメージといえばズングリしたややクセのあるクルマだった。それがどうだ、流線形のボディに自然すぎるほどマッチしたフルエアロとガンメタリック塗装19インチアルミ鍛造ホイールが「いじる余地」を与えないほどの出来栄えをみせている。

★タイプRSを含め後期型での改善点

・2008年3月10日マイナーチェンジ
・前期のアイシン製から後期は「マツダ内製」となり、最大の不満という人も多いギア比離れやそれとロータリー特性の回転落ちの早さがともなっての「スナッチ」が大幅に改善。
・ロータリーエンジンの宿命の「プラグかぶり」も後期の大出力のセルモーターならかなりマシになる

★レカロ&ビルシュタイン


もはや説明不要のこのコンビ。 まずRECARO社製バケットシートは乗り降りに支障がでるほどのサイドサポートとなっていて抜群のホールド性能を発揮する。またビルシュタイン社製ダンパーはかなりハードなセッティングだが初期型R35 GT-RやS2000よりもしなやかに路面をいなし、高速では常に路面に吸いつきアクセルのオンオフだけで曲がる感覚を存分に楽しめる。
●RX-8 タイプRSで首都高を走行動画(ロータリーサウンド)

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