新型ロードスター(ND)は全てがちょうど良い車

2018/10/08


新型ロードスター(ND)試乗しました
もちろん6MTです。
感想を一言で言うと、全てがちょうど良い車でした。
これ以上パワーがあっても一般道では持て余すし、
これ以上ガチガチでも日常使いでは不快なだけだし、
これ以上扱いにくくなると上手い人でも「思い通りに操ってる感」が薄れてしまいます。

この車をサーキット用に購入する人は少ないので、まさにターゲットにドンピシャの車と言えるでしょう。

S15シルビアからGJアテンザに乗り換えてから約2年、逆に色々なマニュアル車を試乗してますが、もっとも依存度が高い車です。
また乗りたくてウズウズします。

【動画】NDロードスターで学ぶ「ギア比」と「最終減速比(ファイナル)」

【動画】NDロードスターで学ぶ「LSD」と「スタビライザー」

【動画】【良音】NDロードスターサウンド特集(7000回転エンジン音/ヒール&トゥ)



★2日間乗りまわしての気になったメモ


  • 慣れるとまさに「手足」のように操れる
  • 乗り降りがしんどい。室内高さはNCより+10mm、NBより+30mmと上下に広くなって、S2000やS15と同じ1055mmになったが、全高がNBと同様の1235mmなのでS2000やS15の1285mmと5cmの差がある。最低地上高140mm(S2000,S15より10mm高い)であることを考慮しても4cmの差がある。
  • オープン可能以外で評価が拮抗している86が室内高1060mm、全高1320mmなため、86をサンルーフにするなどして開放感があれば86に軍配があがるであろう。
  • クラッチの位置が 右寄りで、かつハンドルと床のスペースも少ないため「常に」クラッチの上に足を置く人だとひざがハンドルに当たる
  • クラッチは左から右側に「斜め」に踏み込むようになるが、慣れると意外に楽にできる。
  • シフトの位置が遠く、腕をかなり伸ばした状態で1−2速の方向に力を入れるため、無駄な力が入りやすい。新型コペンほど遠くはないが、RX-7やスープラなどに比べるとあきらかに遠い。
  • ハンドルが軽い。荷重をかけてもほとんど重くならないため「カッチリ感」を求める人には物足りない。86のほうがはっきりと「カッチリ感」がある。
  • オープン&使い切れるパワー&純正で完成されたスタイリング&快適機能満載ではベストカーと言えるが上記の懸念が残る。



  • ★良い点





    ★人によっては悪い点


    【動画】【良音】NDロードスターサウンド特集(エンジン始動音/空ぶかし)




    ★あなたにオススメ


    ロードスターNDとNCの違い
    NDロードスターRFはスーツで乗るクルマ
    ポルシェ ボクスターはサラリーマンがかろうじて手の届く唯一の「絶対的なスポーツカー」である(ABA-98721)


    ★その他の特徴を写真付きで紹介





    フロントビュー


    サイドビュー


    リアビュー


    オープンするのも戻すのも簡単。まず、こうして


    片手で開いていって


    カチッとすれば完了


    オープンにするとサイドビューがより良い


    クラッチのストロークは短めで楽です(これがマックス踏んでる状態)


    この位置でつながります


    ハンドルはチルト(上下)機能はあるが、テレスコピック(前後)は無い。


    シフトは最高のフィーリング。形状、ストロークが適切で、スコスコ入るし、吸い込まれる感じもバッチリ。


    シートもちょうど良いサポートで疲れにくい。


    ドリンクホルダー2個が邪魔にならない位置にある。これすごく重要です。こういう車って後付けのドリンクホルダーでなんとかならないんです。


    トランクは意外に深いです。


    タイヤは195/50R16でアドバンスポーツ


    見下ろせます


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