ついに納車されたBMW M240iクーペ(MT)

2018/04/24


購入の決断から約5ヶ月、ついにM240iクーペが納車された。
本日は納車前にクルマ仲間への慣れない動画中継や、納車後には慣らし運転をして疲労困憊のため、ひとまず納車日の気持ちのみを残しておきたいと思う。

【動画】BMWのMT(マニュアル)操作を「7つのポイント」で攻略


★一切の妥協なく選んだクルマを所有する喜び


「ランエボ」はやりすぎだからと「レガシィB4」、「インテグラtypeR」よりも安価で盗難の心配も少ないからと「S15シルビア」、「絶対MT派」だったのに当時珍しかったパドルシフト&ブリッピング機能付ATで無理やり自分を納得させた「GJアテンザ」、そして決算値引きに乗せるため「色」も「オプション」も妥協した「320i Mスポーツ」。これまでのクルマは何かしら妥協して購入したクルマばかりだ。
M240iクーペは直6、コンパクトFR、MT、クーペ、アルカンターラシート、アルミペダル、黒のBMW(ブラックサファイアメタリック)、大人4人乗れる・・・という筆者の夢がつまったクルマ。購入を決断するために135iクーペ(MT)を借りてペダル配置の確認をしたほど。


★ハードルが高すぎる「オーダー」での契約


そんなM240iクーペ(MT)を手に入れるにはどうすればよいのか?
ご存知のとおり輸入車を購入する際は「在庫車」の中から選ぶのが一般的だ。メリットは在庫車であるため早ければ2週間ほどで納車されること。デメリットは色やオプションが自由に選べないこと。そしていまや絶滅危惧種の「MT」はほぼ100%在庫車では買えない。売れる見込みがないクルマをわざわざ確保しないのだ。買いたければ「オーダー」するしかない。また、オーダーでの流れは契約後に毎月の「オーダー枠」に乗せて本国へ発注、生産は1週間ほどであるが、船積みから航海が約50日かかる。よってどんなに早くても3ヶ月、通常であれば筆者のように4ヶ月は待たされてしまう。そして極めつけの事実はオーダーでの契約では「値引き」がほぼ不可能なこと(例外あり)。輸入車での大幅な値引きは主に不要なオプション分から値引いているため、オーダーでの契約では値引く必要がないのだ。
3ヶ月を超える納車期間ともなると問題となるのが、「下取り価格」と「代車」である。値落ちの激しい輸入車を下取りに新しいクルマを購入する場合、査定はあくまで「契約時点」での額であり、実際にクルマを手放す際に再度査定する必要がある。納車期間の間に査定が下がることを嫌がり、契約と同時に手放しても今度は「代車問題」にぶつかる。新車を買ってくれるとはいえ、3ヶ月もの間代車を出してくれるディーラーは皆無だ。
そんな問題を乗り越えてついに所有することができたM240iクーペ(MT)を大事に乗らないはずがない。この気持を忘れずにこのクルマに乗っていきたいと思う。

※下記については早期レビュー予定
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