BMW M240iクーペの「スポーツ」「スポーツ・プラス」の違い

2017/05/07


BMW320iMスポーツ(F30)とM240iクーペの大きな違いとして「アダプティブMサスペンション」が挙げられるが、それらの挙動を検証する前に「ドライビング・パフォーマンス・コントロール(DPC)」の「スポーツ」と「スポーツ・プラス」に違いについてはっきりさせておきたい。


★まずは基本情報から


こちらで解説しているとおり、DPC「スポーツ・プラス」はDPC「スポーツ」の状態に加えてDTCがONの状態である。
・M240iに標準装備されている「アダプティブMサスペンション」は「コンフォート」から「スポーツ」にすると明らかにハンドルが重くなり、サスペンションもハードな特性になる。
・↑さらに「バリアブル・スポーツ・ステアリング(サーボトロニック付)」も無効になる


★調査内容(その1)


・4速、2500から3000回転を約2秒で加速する。
・「スポーツ表示」でトルクを確認
・フラットな路面かつハンドルまっすぐ
・↑の条件で「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ・プラス」それぞれ10回以上計測して最も多かった記録を「正」とする


★調査結果(その1)


・「コンフォート」→トルク28Nm
・「スポーツ」→トルク31Nm
・「スポーツ・プラス」→トルク31Nm
・エンジン特性については「スポーツ」と「スポーツ・プラス」に違いはない


★調査内容(その2)


・「スポーツ」と「スポーツ・プラス」を交互に切り替えて、ハンドルの手応えやサスペンションの特性に違いがあるのか何度も検証する。


★調査結果(その2)


・ハンドルとサスペンション特性についても「スポーツ」と「スポーツ・プラス」に違いはない


★まとめ


・BMW M240iクーペの「ドライビング・パフォーマンス・コントロール(DPC)」の「スポーツ」と「スポーツ・プラス」に違いはない。※DSC関連は除く
M3セダンでは「エンジン特性」や「ステアリング」の設定が「スポーツ」と「スポーツ・プラス」で明らかに変わる。またM4クーペ(コンペティションパック)では専用チューニングされた「アダプティブ M サスペンション」により「サスペンション」もその他同様に3段階で設定ができて、こちらも「スポーツ」と「スポーツ・プラス」で明らかに変わる。
・↑のような細かな設定ができて、「Mドライブ」で各種設定の組み合わせを2つまでメモリーし、ハンドルのワンタッチボタンで瞬時に変更できることが「M」の大きな優位性である。
・様々な環境でトルクを計測してみたが、「フラットな路面のストレート」に比べて「荒れた路面」「下り/上り坂」「コーナー」では驚くほどにトラクションがかかっていないことがわかった。今回活用した「スポーツ表示」は今後のドラテク向上にも活用したい。
みんカラはこちら   YouTubeチャンネル

★カテゴリー