納車から2年!BMW M240iクーペ(MT)の平成最後の「駆けぬける歓び」

2019/04/20


脳死するほど待って手に入れた M240iクーペ(MT) 。 2019/4/7にて納車からちょうど2年が経過したが、これまで14台ほどのクルマを乗り換えてきて、ほぼ納車状態(※)で2年経っても飽きなかったのはM240iが初めてだ。
(※)ブラックキドニーグリル、トランクスポイラー、カーボンシフトノブ、マフラーカッターの4点のみ。

今回は令和直前に、平成最後の「駆けぬける歓び」を振り返る。


★MT操作で最も難しいのは「高回転で1速から2速のシフトアップ」


この1年の間で最も大きなトピックスがこれ。
おそらくBMWのMTを手に入れなければ「ギア比の理解」や「パーシャルのアクセル操作」の学びはなかっただろう。それほどにBMWのMTには独特のひっかかる感触があり、回転が完全に合わないと気持ちよくシフトチェンジができない。特に高回転域での1速から2速へのシフトアップは難しい。
その試練を乗り越え、1速で7000回転まで一気に回しつつ、力まずに2速への準備を整え、焦らずにパーシャル状態を作成するとそれまでの苦労を忘れさせてくれるほどの完璧なシフトチェンジの達成感を感じさせてくれる。

【動画】MT操作で最も難しいのは「高回転で1速から2速のシフトアップ」



★人生初の車両保険の利用


忘れちゃいけないのが、M240i納車以来・・いやクルマ人生初の車両保険を使ったことと冷却水エラーが発生したこと。
まず車両保険だが、世界で3つしかない砂浜を走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」への道中に発生した災難であった。あまり思い出したくないため詳細は過去のブログをみていただくとして、この経験のおかげで「車両保険は使うことを前提に選ぶ」ようになれた。実際に今回の更新で保険をよりよいものに変更することができた。
そして冷却水エラーは、大したトラブルではなかったが久々にDIYで対応したので達成感がある。今後も冬に発生するだろうからまたDIYで迅速に対応しようと思う。
納車から全くトラブルがなかったのもあって、この1年間でクルマが無事であればそれで満足できるようになった。

【動画】BMWで「冷却水レベル不足の警告」が出た時の対処方法



★新型スープラとM240iクーペ(MT)


ついに新型スープラの予約が開始された。筆者は80スープラに憧れた世代であるため、M240iと新型スープラのエンジンが同じなのは大変喜ばしい。某シュミレーターゲームやYouTubeで確認する限りではほぼ同じエンジン音を奏でている。2周年当日にはそのエンジン音とマフラー音を新たな撮影機材にて収録したのでぜひ味わっていただきたい。

さて、ここで2つの大きなお知らせがある。
1つ目は、2周年当日にみんカラを開いて発覚したのだが「みんカラ【ブレンボ製ブレーキディスク】の特別モニター当選」である。そのレビューは次回お送りするとして2つ目は、そのブレーキディスクの取付の相談をディーラーにした時に知らされた、BMW M240iクーペ(MT)がカタログ落ちしたという事実である。

これで数あるBMWの中でもMTが与えられているのはたった3台となってしまった。

【動画】新型スープラと同じエンジン!BMW M240iの直6エンジン音&マフラー音♪



★最後に


2周年の日にカタログ落ち(もう新車で買えない)事実を知ってしまったからではないが、今後もM240iを大事に乗ろうと思う。

そんな筆者はこんなルーティーンでクルマに乗っている。
・乗り始めにいきなりスポーツモードにしない
・感覚が戻るまで極力優しく操作、4000回転までのレブ縛、ブレーキも気持ち踏む程度、ヒール&トゥもゆるーく繰り出す、シフトもゆっくり操作。
・徐々に感覚が戻ってくるが低速でのヒール&トゥは控え、とにかくクルマとの距離を縮めること注力。
・最低15分間ソフト走行したら一旦コーヒーブレイク(できれば甘いものも摂取する)してそれまでのドライビングを冷静に分析する。
・再始動、まだスポーツモードにしないし、引き続き素早く操作しようとしない。
・だんだん交通状況に合わせて体が勝手に反応してくる
・扱いにくいBMWのMTを思いどおりに操作できるようになってからスポーツモードにする。

【動画】【高音質】BMW+直6+MTで究極の瞬間を味わう方法


・・とこれを毎度実施している。そのくらいMT操作というものは繊細な操作であり、スノーボードのカービングのような様々な要素がつまったスポーツといえる。
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