ジャガー最小SUV E-PACEの選び方

2018/06/17


先日見た、某クルマ番組でジャガーE-PACEは「最もスポーティなSUV」と評されていた。またそのエクステリアも他にはない魅力があり、全幅190cmというネガティブ要素を吹き飛ばすほど惹かれてしまった。今回はこのジャガーE-PACEを購入本気モードで試乗した上でその選び方を解説する。

グレードやオプションを選ぶポイントとしては、筆者のような「スポーツカー好き」&「クルマの買い換えが多い」方へ向けたものとして、そのような方が満足する必要最低限の組み合わせとする。

よって下記の装備については必須項目から除外
・パノラミックルーフ 19万円
・パワーテールゲート 8万円
・ハンズフリーテールゲート 10万円
・プレミアムサウンドシステム 16万-39万円


★エンジン


まず始めに決めなきゃならないのがエンジン。
・2.0L ディーゼル(180PS)
・2.0L ガソリン(250PS) ※実際の馬力は249ps
・3.0L ガソリン(300PS)

ご覧のように3つのラインナップがあるが、結論からいうと「250PS」をオススメしたい。
300PSは乗ってはいないが250PSで充分。最近はダウンサイジングターボ化により、SUVのような重量級でも1.5L程度の排気量に250Nmトルクで充分として、「それ以上のパワーが欲しくばディーゼルでどうぞ」というのが主流となっている。ジャガーE-PACEのディーゼルも3つのエンジンの中で最もパワフルなトルク430Nmであるが、予想に反して価格は3つの中で最も安くなっている。250PSとの価格差はベースグレード比で24万円、さらに燃費も良いとなればいいコトづくめのような気もするが、250PSはそのディーゼルのメリットをかき消すかのような体験をさせてくれる。ディーゼルが約4000回転までしか回らないのに対し、250PSは約6000回転のトップエンドまで常に回したくなるようなエンジン音と加速感(トルク365Nm)が得られ、特に「ダイナミックモード」にするとその高揚感は並のスポーツカーでは太刀打ち出来ないほど。ちなみにBMWでも採用されているZF製の9速AT(BMWは8AT)はダイレクト感やシフトショック、変速レスポンスの「出来」が文句の付けようが無いレベルで、全グレード共通となっている。
なお、エンジンの違いで選べる装備やグレードは基本的に同じ。


★エクステリア


次に決めるとしたら「R-DYNAMIC(アールダイナミック)」という主にエクステリア装備が充実するグレードを選ぶか否かでポイントは下記の2つ。
・サイドスポイラーが一体感のあるボディ色 ※右側がR-DYNAMIC


・パドルシフト

上記2つが必須であればR-DYNAMICを選択するしかないが、筆者は不要と判断した。何故ならば同じ条件での価格差が約50万円になってしまうのと、ZF製のATセレクターは「押してシフトダウン」「引いてシフトアップ」となっておりMTに近い感覚で操作ができるからである。これはBMWやルノー、そして国内ではMAZDAなどスポーティなメーカーと同じで非常にGood。さらにいうとパドルシフトがプラスティックで質感が低かったのもある。オプションで「アルミニウム製パドルシフト」の取付が可能ではあるが工賃込みで約8万円・・ここは、はじめからアルミニウム製にしてほしかった。
その他のエクステリアの違いであるが、フロントはパッと見ほとんど変わらない。

リアは好みが分かれるところだが個人的にSUVらしいと思うのは右側の通常グレード

ホイールは、通常グレードが17インチに対してR-DYNAMICは18インチが標準となるが、5スポークや19インチ以上のホイールにしたい際に追加で支払うオプション代の条件に大差はない。※右側は19インチ5スポーク(5049)

インテリアも大きくはアルミペダルが追加される程度 ※右側がR-DYNAMIC



★オプションパック


エンジンとエクステリアが決まったら「SPECIFICATION PACK(スペシフィケイション パック)」を決める。
・E-Pace(ベース)
・S
・SE
・HSE
・FIRST EDITION

という約50-60万円分きざみのオプションパックを選ぶ。今回は「スポーツカー好き」&「クルマの買い換えが多い」&「必要最低限」がテーマであるため、必要以上の装備となっている「SE/HSE/FIRST EDITION」は除外して解説する。

E-Pace(ベース)とSの大きな違いは、
・ナビ 12万円
・レザーシート 35万円
・パワーシート ※レザーシートを頼むと無料
・パーキングパック 11万円

となり、ナビはもちろんだが、コンパクトSUVといえど全幅190cmもあるE-PACEだと「360度サラウンドカメラシステム」などの死角をフォローしてくれる装備満載のパーキングパックは必要といえる。これらだけでも合計59万円となり、E-Pace(ベース)とSとの価格差68万円は実質11万円に縮まる。さらに上記以外にもSは18インチホイールなどその差額以上の装備が追加されるため「S」を選んでおいたほうが良い。


★その他オプション/諸費用など


ここまでの組み合わせをおさらいすると
・エンジン:2.0L ガソリン(250PS)
・R-DYNAMIC:不要
・SPECIFICATION PACK:S

となりその本体価格は税込みで543万円。

その他オプションとしては下記を推奨する。
・ドライブパック 9万円 ※アダプティブクルーズコントロールなど
・カーウインド(スモーク) 6万円
・愛車セット 9万円 ※マットなど
・ETCセットアップ 3千円
・ボディコーティング 10万円 ※コーティングは納車時がベター
・上記付属品合計:35万円
・新車延長保証:13万円
・各種税金・手数料/メンテナンスパック:55万円

となり、総合計は646万円となる。

この組み合わせで5年残価設定ローンだと
・値引き:50万(年度末など)
・残価率:27%(5年)
・残価額:146万円
・分割手数料:約40万(5年、年率1.9%計算)
・ボーナス払:なし
・頭金:100万円

という前提で、月々の支払いは約6.5万円となる。

最後に本稿でオススメしたの車両を紹介
・エンジン:2.0L ガソリン(250PS)
・R-DYNAMIC:不要
・SPECIFICATION PACK:S



1.3m幅のラゲッジスペース(トランク容量)は577L。2列目シートを倒せば1234Lとなる。

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