【FF最速】シビックタイプRをついに撃墜!?新型ルノー・メガーヌR.S.の三種の神器がスゴイ!(DASS編)

2019/03/03


新型ルノー・メガーヌRSを走らせて最も感動したのが「DASS」。これは「ダブル・アクシス・ストラット・サスペンション」といって


通常のストラットサスペンションでは必ず発生するFF最大のネガである「トルクステア」を改善するサスペンションである。
その仕組みを
1、トルクステアが発生する原因
2、通常のストラットサスペンションとの違い

の順に解説したいと思う。

【動画】【FF最速】シビックタイプRをついに撃墜!?新型ルノー・メガーヌR.S.の三種の神器がスゴイ!(DASS/4コントロール/4HCC)〜前編〜


★トルクステアが発生する原因


エンジン横置きのFFはエンジンとトランスミッションは下記のような配置となる。


そして黒丸の位置からドライブシャフトが伸びるわけだがご覧のように左右で長さが違う。

下から見るとこのような感じ。この長さの違いにより左右で駆動の伝達力が違ってしまう。

次章では、その違いが通常のストラットサスペンションにどのように影響するかDASSと比較して解説する。

★通常のストラットサスペンションとの違い


DASSは「ダンパー軸」と「回転軸」の2つの軸(アクシス)を備えるが

通常のストラットは1軸で斜めに配置され、DASSのような回転専用の軸はない。

両者の回転軸を比較すると、通常のストラットだとホイールと回転軸との間に「距離」があるが、DASSはホイールの内側を中心に回転することができる。
DASSはその場でタイヤが回転するが、通常のストラットは転がって回転するという違いがある。
※このあたりは動画をご参考に

【動画】【FF最速】シビックタイプRをついに撃墜!?新型ルノー・メガーヌR.S.の三種の神器がスゴイ!(DASS/4コントロール/4HCC)〜前編〜


そのため通常のストラットでは特に急加速の際に、左右の駆動伝達力が違うとステアリングが暴れてしまうがDASSのほうはそのようなトルクステアは皆無。
それはローンチコントロールでも大きな効果があり、ルーテシアR.S.メガーヌGTのそれと実際に比較したが、明らかにメガーヌR.S.のほうがスムースだった。

そしてDASSはまるでFRかと思わせる自然なステアフィールで、高速道路をゆるやかに加速していくとなんとも言えない「安心感」がある。
その理由は次のように考えている。
近年のFFはトルクステアが高レベルで抑えられているが、極小レベルのステアリングの微修正は都度発生していて、それがボディブローのように「不快感」や「不安感」につながってしまう。しかしDASSにはそのようなことがないため「安心感」につながる。

ちなみにFF最速ライバルの「シビックタイプR」にも先代のFK2から同様のサスペンションが「メガーヌR.S.よりも後に」採用されている。
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